【初値成立】マリオン(3494)【3,800円:+1,420円:+59.66%】高値:3,860円、安値:3,110円、終値:3,155円 PER17倍前後の攻防へ 

上場日 BB期間 公開株数 吸収金額(OA含) OR 仮条件 公開価格 初値 騰落率
09/13 08/27-08/31 279,600株 約6.65億円 17.86% 2,200円~2,380円 2,380円 3,800円 +59.66%

公募株数 243,200株 3494-hikiuke.png
公募株引受証券 SBI証券
SMBC日興証券
エース証券
極東証券
東海東京証券
むさし証券
藍澤証券
岩井コスモ証券
売出株数 -,-株
売出株引受証券 -証券
オーバーアロットメント 36,400株
OA引受証券 SBI証券

初値形成

3494-hatune.png

始値 高値 安値 終値 出来高(株) 売買代金
3,800 (10:45) 3,860 (10:47) 3,110 (14:18) 3,155 (15:00) 540,600 約19.46億円

3,800円で初値成立。公開価格の約1.60倍。
終値は、3,155円。初値▲645円:▲16.9%  

EPSは、180.62円。
初値でのPERは、21.04倍。最高値でのPERは、21.37倍。終値では、17.47倍。
賃貸系不動産業は、PER:9倍近辺まで上昇する傾向があり、それを上回る値動きか。
終値でのPERは、17.47倍。やや割高感があるか。



大手初値予想会社の初値予想

◎4,700円~5,500円(1.97倍~2.31倍)、4,500円(1.891倍)
◎4,000円~5,000円(1.68倍~2.10倍)

新規上場日【初値決定前の気配運用】

※板中心値段
     2,380円(公募・売出価格)
※上限方向
    上限値段:5,480円、更新値幅 119円
※下限方向
    下限値段:1,785円
※注文受付価格の範囲
    595円 以上 9,520円 以下
※ロックアップ解除
    設定無し

【新規上場日:セカンダリ展開予想】
東証JQS:不動産業:5億円~10億円では、初値▲4%~▲23%(平均▲14%)程度の下押しもあるか。
PER:20倍~30倍 3,600円~5,400円 あたりの値動きになるか。

営業利益率による初値・セカンダリ予想

営業利益率は、26.83%。

◎類似企業:営業利益率
2337  いちご 36.06%
3244  サムティ 16.67%
3286  トラストHD 4.73%
3454  Fブラザース 22.22%
3482  ロードスター 21.97%
4321  ケネディクス 22.44%
8923  トーセイ 16.14%
8938  LCHD 11.33%
3250 ADワークス 5.44%

類似企業の営業利益率平均は、17.44%。

マリオン(3494) 26.83%は、大きいか。
初値・セカンダリ高騰の要因となるか。

初値高騰には次の理由により期待できるか。
・クラウドファンディング型不動産証券化商品を手がける。

問題は、初値の飛び具合となるか。
初値後公開価格の1.75倍程度(4,000円~4,200円)まで下落すれば、セカンダリにも妙味があるか。

営業利益率が大きいので、ロングカウンターも狙えるか。
初値後公開価格の1.50倍程度(3,500円~3,700円)まで下落すれば、十分にチャンスがあるか。
ガチの逆張りロングカウンターを狙うなら、3,100円あたりが狙い目か。

公開価格と抽選結果

公開価格は、2,380円(仮条件上限) に決定。

相方と挑んだ抽選結果は、
◆SBI証券・・・落選×2
◆SMBC日興証券・・・落選(補欠)×2

公開数(OA含)は、27.96万株。当選は、確率的には難しい状況です。
賃貸系不動産業は、手堅い人気があるセクターでもあり、全て落選となりました。

ブックビルディング購入申込み状況

上場株数:27.96万株、OR:17.86%は、問題の無いレベル。
吸収金額:6.65億円は、東証IQSでは、小型で問題の無いレベル。
経常利益:3.35億円、純利益:2.23億円と利益面では、問題の無いレベル。
売上高は、直近3年間で1.12倍に増加。営業利益率は、約26.8%。稼ぐ力は、大きいか。

需給面・利益面でも問題が無いため、全力でBBに申し込むのみです。

SMBC日興証券における08/29現在の受付番号は、27,000台。BBの積み上がりに勢いがあるか。

仮条件

仮条件:下限:2,200円~上限:2,380円
想定価格は、2,170円。
賃貸系不動産業は、手堅い人気があるセクターなので、
強気設定もあるかと予想していましたが、
主幹事 SBI証券は、2,380円:+210円:+9.67% 強気設定としてきました。

上場規模・需給状況(発表直後)

オファリングレシオ(OA含む)は、17.86%。標準的か。
想定吸収金額は、約6.06億円。東証JQSとしては、小型か。

ロックアップ・VC状況

ロックアップは、90日間 (平成30年12月11日まで)
ロックアップは、180日間 (平成31年3月11日まで)
ロックアップ解除は、設定無し。
VCは、存在せず。

配当

30.00円。配当利回り:1.26%。

業績実績・財務指標(ROA/ROE/粗利/自己資本比率等)
3494-1.png
※32期については、平成30年6月までの数字。
財務指標 30期 31期 32期
ROA -.-% 0.90% 1.86%
ROE -.-% 5.96% 10.29%
売上高利益率 -.-% 6.09% 12.50%
粗利 45.91% 46.93% 42.16%
当座比率 18.90% 81.61% 30.04%
自己資本比率 11.27% 15.08% 18.10%
有利子負債月商比率 21.04 35.83 26.75
安全余裕率 60.50% 64.77% 69.95%

直近3年間で売上高は、1.12倍。営業利益率は、26.83%。稼ぐ力は、数値としては高いか。ただ、不動産業としては標準的か。粗利、安全余裕率も高めの数値か。ただ、不動産業につきものの有利子負債も高いか。

事業系統図
3494-2.png

首都圏物件の約3割を地方公共団体東京事務所等に賃貸。不動産賃貸料を原資とする証券化商品(マリオンボンド)を組成し投資家に提供。

3494-3.png


EPS(1株利益)・PER(株価収益率)

EPS:180.62円、PER:12.01倍
賃貸系不動産業での初値平均PERは、約9倍前後。適正範囲にあるか。

【個人的なIPO初値予想】 4,800円

OR:17.86% ⇒中立
東証JQS:吸収金額:6.65億円 ⇒強気
公開株数:27.96万株 ⇒強気
営業利益率:26.83% ⇒強気
市場テーマ性(不動産賃貸・クラウドファンディング) ⇒やや強気
2社同時上場 ⇒中立




投資行動の最終決定は、自己判断・自己責任で願います。当方はいかなる責任も一切負いませんのでご了承ください。

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