【IPOセカンダリ予想】初値後急騰するか!? 森トラスト・ホテルリート投資法人(3478) インバウンドの風は再び吹き荒れるのか!? 過去データから大胆予想っ!!

上場日 BB期間 公開口数 吸収金額(OA含) OR 仮条件 公開価格 初値 騰落率
2/7 1/23-1/26 316,000口 451.88億円 63.20% 133,000~143,000円 14,300円 ---円 --%

公募口数 - 3478-hikiuke.png
公募株引受証券 -
売出口数 301,000口
売出口引受証券 野村證券
みずほ証券
SMBC日興証券
三菱UFJMS証券
オーバーアロットメント 15,000口
OA引受証券 野村證券


吸収金額と初値後の値動き

森トラスト・ホテルリート投資法人(3478)の吸収金額は、約451.88億円。
2014年以降:東証REIT:吸収金額(350億~600億円)は、次の4投資法人。

日本リート投資法人(3296):吸収金額 約382.56億円

投資方針上はオフィスビルを主体とした総合型だが、上場時はオフィスビルと住居の複合型。双日がメインスポンサー。

公開価格:252,000円 ⇒ 初値:262,000円 

インベスコ・オフィス・ジェイリート投資法人(3298):吸収金額 約444.12億円

大都市圏・大規模オフィスが重点投資対象。スポンサーは外資家大手インベスコ・グループ。

公開価格:100,300円 ⇒ 初値:108,900円 

ケネディクス商業リート投資法人(3453):吸収金額 約584.78億円

食品スーパーや専門店等、生活に密着した商業施設を中心とした商業施設特化型。投資地域は首都圏、大阪圏、名古屋圏、福岡圏を中心とする。スポンサーはケネディクス。

公開価格:230,000円 ⇒ 初値:260,500円 

投資法人みらい(3476):吸収金額 約554.49億円

三大都市圏のオフィスビル、商業施設、ホテル、住居、物流施設を中心とした総合型REIT。スポンサーは、三井物産と、中国資本の不動産投資会社であるイデラキャピタル。

公開価格:183,000円 ⇒ 初値:176,000円 


初値後下落に転じたのが、3つ。初値後そのまま上昇するのは難しいか。
◎日本リート(3296)は、251,600円で底打ち。対初値騰落率:▲3.96%。
◎インベスコ(3298)は、98,700円で底打ち。対初値騰落率:▲9.36%。
◎みらい(3453)は、163,300円で底打ち。対初値騰落率:▲7.21%。


ホテル特化型REITと初値後の値動き

2001年以降:東証REIT:ホテル特化型は、次の3投資法人。

ジャパン・ホテル・リート投資法人(8985):吸収金額 約200.64億円

ホテル特化型。2011年4月にスポンサーがシンガポール系ファンド会社に変更、2012年4月にジャパン・ホテル・アンド・リゾート投資法人と合併、旗艦物件はヒルトン東京ベイ(261億円)。

公開価格:480,000円 ⇒ 初値:460,000円(2012年4月に 1口⇒12口 分割実施) 

星野リゾート・リート投資法人(3287):吸収金額 約96.90億円

ホテル・旅館を投資対象とする。スポンサーの星野リゾートはホテル再生事業を得意とし、「星のや」「界」「リゾナーレ」等のブランド戦略で高級ホテルを経営。上場後は外部運営のシティホテルやビジネスホテルを組み入れ、積極的な外部成長に方向転換。

公開価格:510,000円 ⇒ 初値:570,000円 

いちごホテルリート投資法人(3463):吸収金額 約132億円

ホテル特化型。スポンサーはいちごグループホールディングス。スポンサーが得意とする不動産再生事業を背景に、ホテルのバリューアップで収益向上を図る。

公開価格:100,000円 ⇒ 初値:104,100円 


初値後は、横ばいから上昇傾向か。
◎ジャパンホテル(8985)は、443,000円で底打ち。対初値騰落率:▲3.69%。
◎星野リゾート(3287)は、560,000円で底打ち。対初値騰落率:▲1.75%。
◎いちごホテル(3463)は、103,800円で底打ち。対初値騰落率:▲0.28%。


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森グループがスポンサーであるREITは、次の2投資法人。

森トラスト総合リート投資法人(8961):吸収金額 約793.07億円

オフィス中心の総合型。スポンサーの森トラストとマスターリース契約を締結し、安定的な賃料収入を意図。

公開価格:730,000円 ⇒ 初値:753,000円(2014年4月に 1口⇒5口 分割実施) 

森ヒルズリート投資法人(3234):吸収金額 約259.13億円

オフィスビルを中心とした総合型。スポンサーの森ビル開発物件を取得し、港区内の投資比率が極めて高い。

公開価格:750,000円 ⇒ 初値:874,000円(2014年2月に 1口⇒5口 分割実施)


初値後は、横ばいから上昇傾向か。
◎森トラスト(8961)は、748,000円で底打ち。対初値騰落率:▲0.66%。
◎森ヒルズ(3234)は、862,000円で底打ち。対初値騰落率:▲1.37%。

成長性

平成27年の訪日外国人旅行者数は、観光庁が統計を開始した昭和39年以降で最高の1,973万7千人、また、平成28年10月には2,000万人を超え、「2020年(平成32年)に2,000万人」という平成26年時点における政府目標値は大幅に前倒しして達成。

日本政府は観光産業が日本における基幹産業へ変革することを目指し、「明日の日本を支える観光ビジョン」を策定し、多彩な政府施策を打ち出しているか。

平成27年の世界各地におけるインバウンド(外国人旅行者数)が占める比率において、日本の比率は約1.7%に留まっていることから、日本の観光産業には今後更なる成長余地があるか。

ネガティブ材料まとめ

東証REITでの吸収金額:350億円~600億円のボリュームゾーンのセカンダリ成績が冴えないか。

ポジティブ材料まとめ

ホテル特化型REITのセカンダリは、横ばいから上昇傾向で推移しているか。

森グループスポンサーREITのセカンダリは、横ばいから上昇傾向で推移しているか。

ホテル関連銘柄における一時期のインバウンドブームは、ピークを越えたものの、訪日外国人向けの観光産業に対する政府の政策による強力なバックアップは継続しており、更なる成長余地はあるか。

個人的なセカンダリ予想
ホテル特化型REITと森グループREITの底堅さに期待して、
吸収金額の大きさが意識されて初値が公募割れとなれば、対初値騰落率:▲8%前後で拾うのもありか。

初値が公募価格を上回れば、対初値騰落率:▲2%前後で、果敢にチャージするのもありか。

いずれにせよ、短期間でグイグイ上昇することは無いので、銀行の定期預金利率より勝れば良しとして、利回り約3%前後を楽しむことに重点を置くべきか。



投資行動の最終決定は、自己判断・自己責任で願います。当方はいかなる責任も一切負いませんのでご了承ください。

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