【初値成立｜IPO新規上場】ポート(7047) 【930円：▲550円：▲37.16%】高値：1,080円 S高、安値：885円、終値：1,080円 PER25倍前後の攻防へ

2018/12/25 16:10:00

上場日	BB期間	公開株数	吸収金額(OA含)	OR	仮条件	公開価格	初値	騰落率
12/21	12/06-12/12	367.36万株	約53.26億円	12.84%	1,420円～1,480円	1,480円	930円	▲37.16%

オファリングレシオ（OA含む）は、32.01%。やや高いか。
想定吸収金額は、約54.36億円。マザーズとしては、大型か。
マザーズ：サービス業：45億円～60億円での平均初値は、公開価格の約1.08倍。

公募株数	750,000株
公募株引受証券	大和証券 SBI証券野村證券 SMBC日興証券みずほ証券三菱UFJMS証券岡三証券いちよし証券岩井コスモ証券エース証券丸三証券エイチ・エス証券
売出株数	2,444,5,000株
売出株引受証券	大和証券
オーバーアロットメント	479,100株
OA引受証券	大和証券

初値形成

始値	高値	安値	終値	出来高(株)	売買代金
930 (09:24)	1,080 (12:44)	885 (09:34)	1,080 (15:00)	2,564,100	約24.64億円

930円で初値成立。公開価格の約0.62倍。
終値は、1,080円。初値+150円：▲16.12%

　

EPSは、43.09円。
初値でのPERは、21.58倍。最高値でのPERは、25.06倍。終値では、25.06倍。
ネットメディア系サービス業での初値平均PERは、PER:25倍近辺まで上昇する傾向があり、それに沿った値動きか。
終値でのPERは、25.06倍。適正範囲にあるか。

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大手初値予想

◎1,410円～1,900円

新規上場日【初値決定前の気配運用】

初値形成に至らず。約83.10万株オーバーの売り気配で終了。
新規上場2日目の初値決定前の気配運用は、次のとおり。
※板中心値段
　　　　 1,110円（12/21最終気配値）
※上限方向
　　　　上限値段：2,553円、更新値幅 56円
※下限方向
　　　　下限値段：833円
※注文受付価格の範囲
　　　　278円　以上　4,440円　以下
※ロックアップ解除
　　　　2,220円

【新規上場1日目】
※板中心値段
　　　　 1,480円（公募・売出価格）
※上限方向
　　　　上限値段：3,405円、更新値幅 74円
※下限方向
　　　　下限値段：1,110円
※注文受付価格の範囲
　　　　370円　以上　5,920円　以下
※ロックアップ解除
　　　　2,220円

【新規上場日：初値セカンダリ展開予想】
上場初日に気配値下限でも初値が成立しませんでした。24日は休場ですので、21日と24日の米国市場が持ち直さない限り、83.10万株の売り気配から察するに、初値は900円あたりとなるか。初日カウンターは、初値▲2%～▲10%(平均▲7%程度)ぐらいか。800円～1,100円　PER：18倍～25倍　あたりの値動きになるか。

営業利益率による初値・セカンダリ予想

営業利益率は、19.82%。

◎類似企業：営業利益率
2148 　ＩＴＭ 15.60%
2379 　ディップ 29.86%
3936 　グロバルウェ 0.33%
3991 　ウォンテッドリ 11.79%
4387 　ＺＵＵ 14.62%
4849 　エンJPN 22.04%
6032 　インタワクス 16.88%
6034 　ＭＲＴ 1.90%
6038 　イード 5.94%
6098 　リクルートHD 9.12%
6184　鎌倉新書 23.64%

類似企業の営業利益率平均は、13.79%。

ポート(7047)：19.82%は、良い数値か。初値高騰のアシストは、期待できるか。マザーズ：サービス業：45億円～60億円での平均勝ち倍は、1.08倍。1,600円あたり。4社同時上場ではあるが、ORも低いことから、1,500円はクリアしたいところか。

また、営業利益率は10%以上であり、営業利益率主導でセカンダリが火を噴くこともある程度は期待できるか。反発狙いのセカンダリ株価は、1,250円あたりか。

営業利益率が10%以上であるため、ロングカウンターもある程度は狙えるか。1,050円あたりなら、なんとかなるのではないか。

公開価格と抽選結果

公開価格は、1,480円(仮条件上限)　に決定。
主幹事引受価額は、1,361.60円(▲8.0%)に決定。

相方と挑んだ抽選結果は、
◆大和証券・・・選外×2
◆SBI証券・・・落選×2
◆野村證券・・・落選×2
◆SMBC日興証券・・・落選(補欠)×2
◆みずほ証券・・・落選×2
◆三菱UFJMS証券・・・次点
◆岡三オンライン・・・落選

公開数(OA含)は、367.98万株。当選は、確率的には淡い望みがある状況です。
ネットメディア系サービス業は、手堅い人気があるセクターでもあり、全て落選でした。

仮条件

仮条件：下限：1,420円～上限：1,480円
想定価格は、1,450円。
ネットメディア系サービス業は、手堅い人気があるセクターなので、
強気設定もあると予想していましたが、
主幹事大和証券は、1,480円：+30円：+2.06% ちょっぴり強気設定としてきました。

ロックアップ・VC状況

ロックアップは、90日間 (平成31年3月20日まで)
ロックアップ解除は、1.5倍。2,220円。
VCは、11つ。468.821万株。40.85%占有。

配当

未定。

EPS(1株利益)・PER(株価収益率)

EPS：43.09円、PER：34.35倍
ネットメディア系サービス業での初値平均PERは、約25倍。やや割高感があるか。

業績実績・財務指標(ROA/ROE/粗利/自己資本比率等)

※8期については、平成30年9月までの数字。

財務指標	6期		7期		8期
ＲＯＡ	-.-%		-.-%		13.16%	優
ＲＯＥ	-.-%		-.-%		27.03%	優
売上高利益率	-.-%		-.-%		14.32%	優
粗利	64.54%		81.77%	優	81.01%	優
当座比率	206.31%	優	208.27%	優	227.49%	優
自己資本比率	5.63%		40.28%		48.67%
有利子負債月商比率	2.01	優	1.65	優	1.29	優
安全余裕率	-.-%		-.-%		21.23%