【初値成立|IPO新規上場】アクセスグループ(7042)【3,500円:+2,160円:+161.19%】高値:3,740円、安値:3,315円、終値:3,450円 PER30倍前後の攻防へ

上場日 BB期間 公開株数 吸収金額(OA含) OR 仮条件 公開価格 初値 騰落率
11/06 10/22-10/26 46.00万株 約6.16億円 39.66% 1,240~1,340円 1,340円 3,500円 +161.19%

オファリングレシオ(OA含む)は、39.66%。高いか。
想定吸収金額は、約6.16億円。東証JQSとしては、小型か。
東証JQS:サービス業:3億円~9億円での平均初値は、公開価格の約1.86倍。

公募株数 420,000株 7042-hikiuke.png
公募株引受証券 大和証券
みずほ証券
SMBC日興証券
岡三証券
SBI証券
売出株数 160,000株
売出株引受証券 大和証券
オーバーアロットメント 60,000株
OA引受証券 大和証券

初値形成

7042-hatune.png

始値 高値 安値 終値 出来高(株) 売買代金
3,500 (09:26) 3,740 (12:30) 3,315 (09:27) 3,450 (15:00) 765,800 約26.80億円

3,500円で初値成立。公開価格の約2.61倍。
終値は、3,450円。初値▲50円:▲1.42%  

EPSは、116.32円。
初値でのPERは、30.09倍。最高値でのPERは、32.15倍。終値では、29.66倍。
販促プロモーション系サービス業は、PER:15倍近辺まで上昇する傾向があり、それを上回る値動きか。
終値でのPERは、29.66倍。やや割高感があるか。


大手初値予想会社の初値予想

◎2,700円~3,100円

新規上場日【初値決定前の気配運用】

初値形成に至らず。約13.29万株オーバーの買い気配で終了。
新規上場2日目の初値決定前の気配運用は、次のとおり。なお、即金規制あり。
※板中心値段
     3,085円(11/06最終気配値)
※上限方向
    上限値段:7,100円、更新値幅 155円
※下限方向
    下限値段:2,314円
※注文受付価格の範囲
    772円 以上 12,340円 以下
※ロックアップ解除
    設定無し

【新規上場1日目】
※板中心値段
     1,340円(公募・売出価格)
※上限方向
    上限値段:3,085円、更新値幅 67円
※下限方向
    下限値段:1,005円
※注文受付価格の範囲
    335円 以上 5,360円 以下
※ロックアップ解除
    設定無し

【新規上場日:初値セカンダリ展開予想】
販促プロモーション系サービス業での初日値つかずは、2001年以降では初めてか。東証JQS:サービス業:3億円~9億円での初日値つかずでの平均勝ち倍は、2.79倍。3,700円あたり。3,500円~3,900円あたりが初値となるか。初日カウンターは、初値1%~▲16%(平均▲9%程度)ぐらいか。PER:25倍~35倍 3,000円~4,000円 あたりの値動きになるか。

営業利益率による初値・セカンダリ予想

営業利益率は、4.30%。

◎類似企業:営業利益率
2301  学情 27.42%
2341  アルバイトタイ 10.42%
2379  ディップ 29.86%
2410  キャリアDC 11.82%
4849  エンJPN 22.04%
6098  リクルートHD 9.12%

類似企業の営業利益率平均は、18.45%。

アクセスグループ(7042):4.30%は、かなり物足りない数値か。初値高騰のアシストは期待できないか。販促プロモーション系サービス業の平均勝ち倍は、1.25倍。ORは高いが東証JQS小型なことや、少し日数を明けての単独上場であることを加味すると2,700円は十分にあるか。

また、営業利益率は10%以下であり、営業利益率主導でセカンダリが火を噴くことも期待できないか。反発狙いのセカンダリ株価は、2,200円あたりか。

営業利益率が10%以下であるため、ロングカウンターも狙い難いか。1,600円あたりなら、なんとかなるのではないか。

公開価格と抽選結果

公開価格は、1,340円(仮条件上限) に決定。
主幹事引受価額は、1,232.80円(▲8%)に決定。

相方と挑んだ抽選結果は、
◆大和証券・・・選外×2
◆みずほ証券・・・落選×2
◆SMBC日興証券・・・落選(補欠)×2
◆岡三オンライン・・・落選
◆SBI証券・・・落選×2

公開数(OA含)は、46.00万株。当選は、確率的に難しい状況です。
販促プロモーション系サービス業は、手堅い人気があるセクターでもあり、全て落選でした。

ブックビルディング購入申込み状況

上場株数:46.00万株、OR:39.66%は、ORは高いものの問題が無いレベル。
吸収金額:6.16億円は、東証JQSでは、小型で問題の無いレベル。
経常利益:1.81億円、純利益:1.07億円 利益面では、やや物足りないが問題の無いレベル。
売上高は、直近3年間で1.06倍に増加。営業利益率は、約4.30%。稼ぐ力は、やや小さいか。

需給面・利益面でも問題が無いため、全力でBBに申し込むのみです。

10/24におけるSMBC日興証券受付番号は、35,000番台。BBの積み上がり具合は順調な様子です。

仮条件

仮条件:下限:1,240円~上限:1,340円
想定価格は、1,280円。
販促プロモーション系サービス業は、手堅い人気があるセクターなので、
強気設定もあるかと予想していましたが、
主幹事 大和証券は、1,340円:+100円:+8.06% 強気設定としてきました。

上場規模・需給状況(発表直後)

オファリングレシオ(OA含む)は、39.66%。高いか。
想定吸収金額は、約5.70億円。東証JQSとしては、小型か。
東証JQS:サービス業:3億円~9億円での平均初値は、公開価格の約1.86倍。

ロックアップ・VC状況

ロックアップは、180日間 (平成31年5月2日まで)
ロックアップ解除は、設定なし。
VCは、存在せず。

配当

未定。

EPS(1株利益)・PER(株価収益率)

EPS:116.32円、PER:11.52倍
販促プロモーション系サービス業での初値平均PERは、約15倍。やや割安感があるか。

業績実績・財務指標(ROA/ROE/粗利/自己資本比率等)
7042-1.png
※29期については、平成30年6月までの数字。
財務指標 27期 28期 29期
ROA 3.94% 5.11% 6.29%
ROE 13.21% 15.70% 19.13%
売上高利益率 2.04% 2.70% 4.91%
粗利 43.39% 44.05% 44.76%
当座比率 117.07% 117.49% 124.10%
自己資本比率 29.80% 32.58% 32.88%
有利子負債月商比率 1.14 1.80 2.12
安全余裕率 8.65% 8.23% 17.79%

直近3年間で売上高は、1.06倍。営業利益率は、4.30%。稼ぐ力は、やや低いか。。粗利はやや高いが、安全余裕率は、少し低いか。

事業系統図

7042-2.png

プロモーション事業について、キャンペーン事務局代行業務を中心として、広告代理店からの取引が大きく伸長したほか、外食、シニア、住宅、旅行、自動車販売、公的機関など幅広い分野が前連結会計年度比で伸長。採用広報事業については、企業が直接学生に会うことができるテーマ型の小規模セミナー「アクセス就活FOCUS」や「アクセス就活LIVE」の販売が好調に推移中。学校広報事業については、外国人留学生分野が大幅に伸長する一方で、国内進学関連の「アクセス進学FOCUS」、連合企画、制作業務等については、顧客の予算引き締めや受注が想定より伸びず。

7042-3.png


【個人的なIPO初値予想】 3,700円

OR:39.66% ⇒やや弱気
東証JQS:吸収金額:6.16億円 ⇒強気
公開株数:46.00万株 ⇒強気
営業利益率:-.-% ⇒
市場テーマ性(広告プロモーション・広報) ⇒中立
単独上場 ⇒強気




投資行動の最終決定は、自己判断・自己責任で願います。当方はいかなる責任も一切負いませんのでご了承ください。

更新の励みになりますので、応援宜しくお願い致します!!

当選したラッキーさんはにほんブログ村 株ブログ IPO・新規公開株へコチラで確認できます!
にほんブログ村

人気ブログランキングへ -->

  • このエントリーをはてなブックマークに追加