【IPO初値/セカンダリ予想】香陵住販(3495) 営業利益率:9.42% 初値は堅調か セカンダリでの高騰はやや期待薄か

上場日 BB期間 公開株数 吸収金額(OA含) OR 仮条件 公開価格 初値 騰落率
09/13 08/28-09/03 424,300株 約7.21億円 34.00% 1,600円~1,700円 1,700円 ---円 --%

公募株数 260,000株 3495-hikiuke.png
公募株引受証券 みずほ証券
水戸証券
マネックス証券
野村證券
大和証券
SMBC日興証券
岡三証券
いちよし証券
売出株数 109,000株
売出株引受証券 みずほ証券
オーバーアロットメント 55,300株
OA引受証券 みずほ証券

初値形成

09/13に決定見込み。

大手初値予想会社の初値予想

◎2,200円~2,500円(1.29倍~1.47倍)

新規上場日【初値決定前の気配運用】

09/12に決定。

営業利益率による初値・セカンダリ予想

営業利益率は、9.42%。

◎類似企業:営業利益率
3230  スター・マイカ 14.08%
3236  プロパスト 6.46%
3248  アールエイジ 13.30%
3250  ADワークス 4.17%
3276  日本管理 5.84%
3294  イーグランド 4.74%
3297  東武住販 8.92%
3299  ムゲンエステト 8.56%
3300  AMBITION 4.63%
3490  アズ企画 5.36%
8854  日住サ 4.56%
8885  ラ・アトレ 9.53%
8922  JAM 40.00%
8923  トーセイ 16.14%
8946  エイシアンスター 2.17%
9816  ストライダース 2.60%

類似企業の営業利益率平均は、9.44%。

香陵住販(3495) 9.42%は、マシなほうか。
初値・セカンダリ高騰の要因とはならずも、堅調な値動きが期待できるか。

ただ、営業利益率は10%以下であるため、セカンダリが火を噴くことは期待薄か。
初値後公開価格割れの1,600円程度まで下落すれば、反発狙いのセカンダリにも妙味があるか。

営業利益率が10%以下なので、ロングカウンターは狙いがたいか。
もし、1,000円近辺まで下落することが有れば拾ってみるのも一興か。

公開価格と抽選結果

公開価格は、1,700円(仮条件上限) に決定。

相方と挑んだ抽選結果は、
◆みずほ証券・・・落選×2
◆マネックス証券・・・落選×2
◆野村證券・・・落選×2
◆SMBC日興証券・・・落選(補欠)×2
◆岡三オンライン証券・・・落選

公開数(OA含)は、42.43万株。当選は、確率的には難しい状況です。
流通系不動産業不動産業は、手堅い人気があるセクターでもあり、全て落選となりました。

ブックビルディング購入申込み状況

上場株数:42.43万株、OR:34.00%は、ややORが高いものの問題の無いレベル。
吸収金額:7.21億円は、東証IQSでは、小型で問題の無いレベル。
経常利益:4.50億円、純利益:2.85億円と利益面では、問題の無いレベル。
売上高は、直近3年間で1.17倍に増加。営業利益率は、約9.42%。稼ぐ力は、標準的か。

需給面・利益面でも問題が無いため、全力でBBに申し込むのみです。

SMBC日興証券における09/02現在の受付番号は、27,000台。BBの積み上がりは順調か。

仮条件

仮条件:下限:1,600円~上限:1,700円
想定価格は、1,700円。
流通系不動産業は、手堅い人気があるセクターなので、
強気設定もあるかと予想していましたが、
主幹事 みずほ証券は、1,700円:+0円:+0.0% 通常設定としてきました。

上場規模・需給状況(発表直後)

オファリングレシオ(OA含む)は、34.00%。やや高いか。
想定吸収金額は、約7.21億円。東証JQSとしては、小型か。

ロックアップ・VC状況

ロックアップは、90日間 (平成30年12月11日まで)
ロックアップ解除は、2,550円。
VCは、存在せず。

配当

未定。

業績実績・財務指標(ROA/ROE/粗利/自己資本比率等)
3495-1.png
※37期については、平成30年6月までの数字。
財務指標 35期 36期 37期
ROA 3.51% 3.98% 4.02%
ROE 15.07% 15.32% 14.25%
売上高利益率 5.38% 5.61% 7.15%
粗利 47.16% 46.63% 45.36%
当座比率 18.90% 81.61% 30.04%
自己資本比率 23.30% 25.97% 28.25%
有利子負債月商比率 4.45 7.33 7.22
安全余裕率 21.26% 19.31% 25.60%

直近3年間で売上高は、1.17倍。営業利益率は、9.42%。稼ぐ力は、標準的か。ただ、不動産業としては、やや低いか。粗利、安全余裕率も標準的な数値か。ただ、不動産業につきものの有利子負債は、やや低いか。

事業系統図
3495-2.png

クワトロリーフ(茨城県水戸市)、つくば学園の森(茨城県つくば市)等の大型分譲地の販売に加え、中型投資用物件の販売が順調に推移し、販売件数が105件(37件増)。賃貸管理戸数は13,421戸数(7.5%増)。コインパーキング運営、太陽光売電収益も。

3495-3.png


EPS(1株利益)・PER(株価収益率)

EPS:289.08円、PER:5.88倍
流通系不動産業での初値平均PERは、約7倍前後。少しだけ割安感があるか。

【個人的なIPO初値予想】 2,200円

OR:34.00% ⇒やや弱気
東証JQS:吸収金額:7.21億円 ⇒強気
公開株数:42.43万株 ⇒強気
営業利益率:9.42% ⇒中立
市場テーマ性(不動産仲介・不動産売買・不動産管理) ⇒中立
2社同時上場 ⇒中立




投資行動の最終決定は、自己判断・自己責任で願います。当方はいかなる責任も一切負いませんのでご了承ください。

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