【大化け急騰!? IPO初値予想:PER】ティーケーピー(3479):マザーズ:不動産業 上場規模・企業情報・業績推移・財務(ROE他)・配当・ロックアップ他 目論見書感想 貸会議室の運営を中心として、付随する料飲・オプション・宿泊サービス等

上場日 BB期間 公開株数 吸収金額(OA含) OR 仮条件 公開価格 初値 騰落率
3/27 3/8-3/14 585,500株 約34.48億円 12.38% 3/7決定 3/15決定 ---円 --%

公募株数 310,000株 公募株の引受株数は、3/7 に決定予定
公募株引受証券 野村證券
大和証券
みずほ証券
三菱UFJMS証券
SMBC日興証券
東海東京証券
岡三証券
藍澤證券
SMBCフレンド証券
SBI証券
売出株数 199,200株
売出株引受証券 野村證券
オーバーアロットメント 76,300株
OA引受証券 野村證券


上場規模(需給状況)

オファリングレシオ(OA含む)は、12.38%。
適正とされる 20%±5% の範囲を下回るか。

2001年以降、マザーズ:不動産業 OR:9%~15% ⇒ 6勝0敗 勝率:1.000。

公開株数は、約58.55万株。マザーズ:不動産業 としては、平均の 約0.67倍 の規模か。
想定吸収金額は、約34.48億円。マザーズ:不動産業 としては、平均の 約2.41倍 の規模か。

マザーズ:不動産業 案件としては、標準を上回る吸収金額か。
需給による下値不安は、残るか。

マザーズ:不動産業で吸収金額30億以上は、不動産投資関連企業のみ。投資以外での上場は初となるか。

ベンチャーキャピタル(VC)の状況

VC関連の存在数 5
合計所有割合 5.5%
(計260,000株) 
今回の売出における放出株数 -,-株
VC保有の残株数 260,000株
(ロックアップの対象:260,000株)
(ロックアップの対象外:-,-株)
(対象期間:平成29年6月24日まで)
(解除条件:発行価格の1.5倍以上)


ロックアップの状況

※売却
期間 90日間
平成29年6月24日まで
解除条件 発行価格の1.5倍
想定解除株価 8,840円


※発行等
期間 180日間
平成29年9月22日まで

親引け

記載無し。

配当

未定。

株主優待

記載なし。

業績実績

3479-uriage.png


事業年度 売上高 前年比(%) 営業利益 前年比(%) 経常利益 前年比(%) 純利益 前年比(%)
平成28年2月期 179.41億円 20.04億円 18.48億円 9.35億円
平成29年2月期 218.49億円 +21.8 26.01億円 +29.8 24.27億円 +31.3 13.16億円 +40.7
平成30年2月期 268.39億円 +22.8 32.71億円 +25.8 30.21億円 +24.5 17.05億円 +29.6

直近3年で売上高は、約49.6%増。経常利益は、+63.5%の見込み。全国の大都市圏を中心に1,731室(前期末比12.7%増)の貸会議室を運営。直近3年間で321室増。

EPS(1株利益)・PER(株価収益率)

<株価=想定価格と仮定>
事業年度 予想EPS 予想PER
平成28年2月期 218.99円 26.90
平成29年2月期 314.71円 18.72
平成30年2月期 374.00円 15.75

非投資系不動産業の初値での平均PERは、約12倍前後。やや割高感があるか。

財務指標(ROA/ROE/粗利/自己資本比率等)

※12期については、平成28年11月までの数字。
財務指標 10期 11期 12期
ROA 2.99% 5.63% 6.69%
ROE 15.42% 30.16% 30.36%
売上高利益率 2.39% 5.21% 8.14%
粗利 32.70% 36.59% 38.89%
当座比率 125.75% 148.85% 125.25%
自己資本比率 19.36% 18.66% 22.03%
有利子負債月商比率 3.08 6.86 6.78
安全余裕率 18.98% 30.53% 40.50%

粗利は約30%後半。非投資系不動産業としては高いか。売上高比率、安全余裕率なども高く安定した収益構造を構築済みか。ただ、不動産業の宿命である有利子負債は、約124.4億円存在。


事業系統図

3479-2.png

3479-3.png

IPO初値予想まとめ 需給状況・EPS(1株利益)・PER(株価収益率)
想定吸収金額は、約34.48億円。

マザーズ:不動産業 案件としては、標準を上回る吸収金額か。
需給による下値不安は、残るか。

オファリングレシオ(OR)は、12.38% であり標準的な割合を下回るか。
初値の高騰及びセカンダリに対する期待は、ある程度期待できるか。

想定価格:5,890円、EPS:374.00円として

<想定価格=公開価格の場合>
【2001年以降:マザーズ:不動産業:吸収金額 20億~50億】
初値/公開価格:1.10倍~1.50倍 ⇒ 6,470円 ~ 8,830円
初値でのPER:9.87倍~33.24倍 ⇒ 3,690円 ~ 12,430円

初値は、PER:17倍 ⇒ 6,300円 が ひとつの目安となるか。

競合他社はホテル業界か。ホテル業の平均PERは約20倍前後であり、割安感はあるか。ただ、想定価格が5,890円と値がさ株であるため、手が伸びにくいか。2014年以降の値がさ株は6つ目。不動産業は初。吸収金額が30億円を上回ると初値高騰率が急激に落ち公募割れも。強気・弱気データが入り交じるか。

【個人的な初値予想】6,300円


投資行動の最終決定は、自己判断・自己責任で願います。当方はいかなる責任も一切負いませんのでご了承ください。

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