【大化け急騰!? IPO初値予想:PER】マクロミル(3978):東証未定:情報通信 上場規模・企業情報・業績推移・財務(ROE他)・配当・ロックアップ他 目論見書感想 オンラインを中心としたマーケティング・リサーチ等

上場日 BB期間 公開株数 吸収金額(OA含) OR 仮条件 公開価格 初値 騰落率
3/22 3/6-3/10 27,323,500株 約560.13億円 70.75% 3/5決定 3/13決定 ---円 --%

公募株数 487,800株 売出株の引受株数は、3/13 に決定予定
公募株引受証券 三菱UFJMS証券
売出株数 27,323,500株
うち国内:15,722,200株
売出株引受証券 三菱UFJMS証券
大和証券
メリルリンチ日本証券
藍澤証券
みずほ証券
SMBC日興証券
SBI証券
オーバーアロットメント 1,818,500株
OA引受証券 三菱UFJMS証券


上場規模(需給状況)

オファリングレシオ(OA含む)は、70.75%。
適正とされる 20%±5% の範囲を上回るか。

2001年以降、東証1部:情報通信 OR:40%以上 ⇒ 1勝1敗 勝率:0.500。

公開株数(国内)は、約1802.85万株。東証1部:情報通信 としては、平均の 約0.47倍 の規模か。
想定吸収金額(国内)は、約369.58億円。マザーズ:卸売業 としては、平均の 約0.49倍 の規模か。

東証1部:情報通信 案件としては、標準を下回る吸収金額か。
需給による下値不安は、あまり無いか。

東証1部:情報通信におけるOR:70%以上でのIPOは、2013年3月上場ブロードリーフ(3673):吸収金額 約233億円:騰落率 +11.1%以来か。

ベンチャーキャピタル(VC)の状況

VC関連の存在数 1
合計所有割合 88.29%
(計34,100,100株) 
今回の売出における放出株数 13,097,600株
VC保有の残株数 21,002,500株
(ロックアップの対象:21,002,500株)
(ロックアップの対象外:-,-株)
(対象期間:平成29年9月17日まで)
(解除条件:発行価格の-.-倍以上)


ロックアップの状況

※売却
期間 180日間
平成29年9月17日まで
解除条件 発行価格の-.-倍
想定解除株価 -,-円


※発行等
期間 180日間
平成29年9月17日まで

親引け

(株)電通に対して、2,930,000株を上限に要請予定。
(株)コロプラに対して、1,150,000株を上限に要請予定。

配当

5.00円予定。
想定価格での利回りは、約0.24%を見込む。

株主優待

記載なし。

業績実績

3978-uriage.png


事業年度 売上高 前年比(%) 営業利益 前年比(%) 経常利益 前年比(%) 純利益 前年比(%)
平成27年6月期 287.61億円 ▲5.96億円 ▲42.04億円 ▲43.20億円
平成28年6月期 325.04億円 +13.0 57.30億円 黒転 40.87億円 黒転 28.32億円 黒転
平成29年6月期 358.00億円 +10.1 68.50億円 +19.5 57.92億円 +41.7 37.00億円 +30.6

直近3年で売上高は、約24.5%増。経常利益は、黒字転換。オンライン調査において、デジタル商材が広告代理店及びサービス事業者に拡販するとともに、オーダーメイド型商材の販売が通信事業者を中心に伸長。海外でも、グローバル・キー・アカウントに対する売上が堅調に推移。

EPS(1株利益)・PER(株価収益率)

<株価=想定価格と仮定>
事業年度 予想EPS 予想PER
平成27年6月期 35.18円 58.27
平成28年6月期 55.78円 36.75
平成29年6月期 97.08円 21.12

リサーチ系情報通信の初値での平均PERは、約35倍前後。割安感はあるか。

財務指標(ROA/ROE/粗利/自己資本比率等)

※4期については、平成28年12月までの数字。
財務指標 2期 3期 4期
ROA -.-% 4.87% 3.16%
ROE -.-% 19.46% 12.53%
売上高利益率 -.-% 9.96% 12.53%
粗利 43.07% 44.85% 48.00%
当座比率 160.92% 137.19% 142.93%
自己資本比率 20.15% 25.01% 25.00%
有利子負債月商比率 10.16 15.45 14.38
安全余裕率 35.82% 38.57% 44.82%

粗利は40%台。ただし、売上高利益率や安全余裕率は高いか。有利子負債は約416.4億円存在。年間売上高が約358億円の企業としてはかなり過大か。ベインキャピタル(VC)が限界まで借入を実施したか。


事業系統図

3978-2.png

3978-3.png

IPO初値予想まとめ 需給状況・EPS(1株利益)・PER(株価収益率)
想定吸収金額(国内分)は、約369.58億円。

東証1部:情報通信 案件としては、標準を下回る吸収金額か。
需給による下値不安は、あまり無いか。

オファリングレシオ(OR)は、70.75% であり標準的な割合を上回るか。
初値の高騰及びセカンダリに対する期待は、期待でき無いか。

想定価格:2,050円、EPS:97.08円として

<想定価格=公開価格の場合>
【2001年以降:東証1部:情報通信:吸収金額 200億~500億】
初値/公開価格:0.80倍~1.75倍 ⇒ 1,640円 ~ 3,580円
初値でのPER:13.93倍~34.76倍 ⇒ 1,350円 ~ 3,370円

初値は、PER:22倍 ⇒ 2,150円 が ひとつの目安となるか。

外資系VCの換金再上場であり、ORが70%以上と高率であることや、膨大な借入金の影響もあり配当金の少なさはマイナス要素。初値高騰は期待薄か。ただ、ネットリサーチ市場の成長性は期待できるので資金に余裕があればバイ・アンド・ホールドも一興か。

【個人的な初値予想】2,150円


投資行動の最終決定は、自己判断・自己責任で願います。当方はいかなる責任も一切負いませんのでご了承ください。

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