【IPO初値予想:PER】 ヒロセ通商(7185):東証JQS:証券、先物取引業 上場規模・企業情報・業績推移・財務(ROE他)・配当・ロックアップ他

上場日 BB期間 公開株数 吸収金額(OA含) OR 仮条件 公開価格 初値 騰落率
3/18 3/2-3/8 1,265,000株 約10.49億円 24.80% 3/1決定 3/9決定 ---円 --%

公募株数 570,000株 公募株の引受株数は、3/1に決定予定
公募株引受証券 野村證券
SMBC日興証券
SMBCフレンド証券
岡三証券
みずほ証券
大和証券
SBI証券
岩井コスモ証券
エース証券
水戸証券
売出株数 530,000株
売出株引受証券 野村證券
オーバーアロットメント 165,000株
OA引受証券 野村證券



上場規模(需給状況)

オファリングレシオ(OA含む)は、24.80%。
適正とされる 20%±5% の範囲内か。

2001年以降、全市場:証券・先物取引業 OR:22%~28% ⇒ 3勝1敗 勝率:0.750。

公開株数は、約126.50万株。東証JQS:証券・先物取引業 としては、平均の 約1.10倍 の規模か。
想定吸収金額は、約10.49億円。東証JQS:証券・先物取引業 としては、平均の 約0.73倍 の規模か。

東証JQS:証券・先物取引業 案件としては、標準をやや下回る吸収金額か。
需給による下値不安は、あまり無いか。

ベンチャーキャピタル(VC)の状況

VC関連の存在数 6
合計所有割合 11.57%
(計590,000株) 
今回の売出における放出株数 300,000株
VC保有の残株数 290,000株
(ロックアップ対象:解除条件あり)

ロックアップの状況

※売却
期間 90日間
平成28年6月15日まで
解除条件 発行価格の1.5倍
想定解除株価 1,245円
対象者 売出人である村井隆生、並びに株主である渋谷誠一、村井昌江、安島正治、森本和弥、投資事業組合オリックス11号、池銀キャピタルニュービジネスファンド3号投資事業有限責任組合、角谷敏則、有限会社船文石油店、西田善三郎、JAIC-IF3号投資事業有限責任組合、株式会社アドウェイズ、株式会社フルスピード及び三菱UFJキャピタル2号投資事業有限責任組合


期間 90日間
平成28年6月15日まで
解除条件 -
想定解除株価 -,--円
対象者 貸株人である細合俊一、並びに当社株主である友延雅昭、石原愛、野市裕作、松井隆司、松田弥、衣川貴裕、細合光子、細合浩二、細合道子、薮内實及び松本貴徳


※発行等
期間 180日間
平成28年9月13日まで

親引け

従業員持株会に対して、10,000株を上限として要請予定。

配当

12.00円の予定。配当利回りは、1.44%の見込み。

株主優待

記載なし。

業績実績

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事業年度 売上高 前年比(%) 営業利益 前年比(%) 経常利益 前年比(%) 純利益 前年比(%)
平成26年3月期 49億9,100万円 9億3,200万円 9億400万円 3億6,000万円
平成27年3月期 49億6,800万円 ▲0.5 5億5,300万円 ▲40.7 4億8,600万円 ▲46.2 1億9,900万円 ▲44.7
平成28年3月期 60億4,100万円 +21.6 10億600万円 +81.9 9億3,600万円 +92.6 5億3,800万円 +170.4

EPS(1株利益)・PER(株価収益率)

<株価=想定価格と仮定>
事業年度 予想EPS 予想PER
平成26年3月期 83.08円 9.99
平成27年3月期 45.90円 18.08
平成28年3月期 120.38円 6.89

財務指標(ROA/ROE/粗利/自己資本比率等)

※13期については、平成27年12月までの数字。
財務指標 11期 12期 13期
ROA 1.09% 0.52% 1.11%
ROE 13.28% 6.70% 14.30%
売上高利益率 7.23% 4.02% 10.81%
粗利 -.-% -.-% -.-%
当座比率 10.89% 10.29% 11.52%
自己資本比率 8.23% 7.70% 7.73%
有利子負債月商比率 6.46 7.97 7.32
安全余裕率 18.68% 11.13% 19.87%

会社概要

主として投資家向けにインターネットを通じて外国為替証拠金取引及びバイナリーオプション取引を提供する外国為替証拠金取引事業を展開。

<事業系統図>
7185-2.png

7185-3.png

本社所在地 大阪市西区新町一丁目3番19号 MGビルディング
従業員数 61人
臨時従業員数:9人
連結会社従業員数:77人
連結会社臨時従業員数:11人
平均年間給与 568万円

主な課題とリスク

主要な事業は外国為替証拠金取引事業であり、顧客の取引高が業績に重要な影響を及ぼすか。
顧客の取引高は為替の変動率が高いときには増加する傾向にあり、反対に為替の変動率が低いときには減少する傾向にあるか。

新規顧客の獲得や取引高の増加に向けた競争が激化中。
顧客基盤の拡大を目指し、少額からの取引が可能な仕組みの導入、顧客にとって使い勝手のよい取引システムの構築、丁寧な電話対応サービス、独自性の高いキャンペーンの実施等に取り組みたいところか。

※平成27年3月期:売上高上位取引
・米ドル/円 20億9,300万円
・ユーロ/円 2億3,800万円
・ポンド/円 2億3,300万円

新規公開で得た資金の使途

借入金の返済資金 4億円
(平成29年3月期:4億円)
取引システムの利便性向上のためのバージ ョンアップ費用 1億2,000万円
(平成29年3月期:6,000万円)
(平成30年3月期:6,000万円)
運転資金の一部に充当 残額

IPO初値予想まとめ 需給状況・EPS(1株利益)・PER(株価収益率)
想定吸収金額は、約10.49億円。

東証JQS:証券,先物取引業 案件としては、標準をやや下回る吸収金額か。
需給による下値不安は、あまり無いか。

オファリングレシオ(OR)が、24.80% であり、標準的な割合か。
初値の高騰及びセカンダリに対する期待は、あまり無いか。

想定価格:830円、EPS:120.38円として

<想定価格=公開価格の場合>
【2001年以降:全市場:証券・先物取引業:吸収金額 5億円~15億円】
初値/公開価格:1.00倍~2.76倍 ⇒ 830円 ~ 2,290円
初値でのPER:4.47倍~74.75倍 ⇒ 530円 ~ 8,990円


【個人的な初値予想】1,050円

投資行動の最終決定は、自己判断・自己責任で願います。当方はいかなる責任も一切負いませんのでご了承ください。

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