【IPO新規上場通過|初値セカンダリ雑感】DIシステム(4421) SIの訴求力, リーガル不動産(3497) 相場環境は最悪

上場日 BB期間 公開株数 吸収金額(OA含) OR 仮条件 公開価格 初値 騰落率
10/19 10/03-10/10 52.09万株 約6.66億円 35.20% 1,220~1,280円 1,280円 3,300円 +157.81%

始値 高値 安値 終値 出来高(株) 売買代金
3,300 (12:34) 3,710 (12:37) 3,200 (13:58) 3,700 (15:00) 1,103,900 約73.46億円


システムインテ系情報通信の平均勝ち倍は、2.31倍だったが、初値は、2.57倍の3,300円であり、想定より高くスタート。ほぼ高値引けの3,700円で終了となり、上出来で上場初日を乗り切る。

2日目も勢いを買って一時4,250円をつけ出来高も膨らむも3,500円近辺まで押し戻されて長い上ヒゲを形成。その後は初値近辺で揉み合うも耐えきれずに下落に転じ、下値模索中となっている。

システムインテ(業務用アプリケーション)系は既に多くの銘柄が上場しており、勢いよく飛び出したものの既に失速気味か。やはり、AI、ビックデータ、クラウド等のホットワードを内包していないと上値追いは厳しいか。

10/26終値の2,645円は、PER28.7倍近辺であり、同業他社より若干高めのちょうど良い水準。このまま出来高が細っていけば、次の決算IR等の材料が出るまでは、2,500円前後で推移しそうな気がする。

リーガル不動産(3497):マザーズ:不動産業:主幹事(SMBC日興証券)

※不動産の開発、売買、賃貸、管理、仲介業、介護事業(想定価格:1,360円)
上場日 BB期間 公開株数 吸収金額(OA含) OR 仮条件 公開価格 初値 騰落率
10/23 10/05-10/12 116.15万株 約15.79億円 42.39% 1,360~1,380円 1,380円 1,972円 +42.89%

始値 高値 安値 終値 出来高(株) 売買代金
1,972 (10:24) 1,988 (10:24) 1,762 (11:05) 1,910 (15:00) 2,700,000 約51.50億円


中古再生系不動産業の平均勝ち倍は、1.97倍だが、1.42倍の1,972円でスタート。ORが42.39%と高かったことやマザーズ中型を考慮すると上出来だったか。

ただ、上場直後に高値が出たのちに下落に転じており、初日を含めた全てが陰線という厳しいチャートを形成している。

株式相場全体が大荒れとなり、下落相場入りが意識されると真っ先に売られるのが不動産セクターであることは仕方が無いところ。ただ、少々売られすぎのような気もする。

10/26終値の1,451円は、PER5.6倍近辺であり、同業他社よりかなり低いか。相場環境が落ち着けば、1,600円ぐらいまでは自律反発で戻りそうな気がする。




投資行動の最終決定は、自己判断・自己責任で願います。当方はいかなる責任も一切負いませんのでご了承ください。

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