【IPO新規上場通過|初値セカンダリ雑感】東京インフラ(9285)高配当コレクター向け フロンティア・マネジメント(7038) 2匹目のドジョウ狙い?

上場日 BB期間 公開株数 吸収金額(OA含) OR 仮条件 公開価格 初値 騰落率
09/27 09/10-09/13 4.557万口 約44.20億円 101.95% 9.7万~10万円 9.7万円 9.26万円 ▲4.53%

始値 高値 安値 終値 出来高(株) 売買代金
92,600 (09:09) 92,900 (09:10) 91,800 (13:07) 92, 300(15:00) 3,469 約3.20億円


直前に太陽光発電買取価格引き下げ報道があったため、どうかな感じていたが、やはり公開価格割れへ。初値=主幹事引受価格の予定調和に落ち着くあたりは野村證券案件ならではか。

REIT系は出来高が少ないが更に少ない気がする。売り物が少ないため下値模索すら起きずにこのままこの株価で定着しそう。

先に上場した伊藤忠ロジ(3493)が▲10,000円で低迷しており、▲5,000円ならまだマシか。目先の配当利回りが7%以上あることで底堅いか。一見すれば魅力的にみえるが、先行きに不透明感があるのでガチホールドは高配当コレクター向けとなるか。

フロンティア・マネジメント(7038):マザーズ:サービス業:主幹事(みずほ証券)

※経営コンサルティング、M&Aアドバイザリー、経営執行支援、事業再生支援(想定価格:2,260円)
上場日 BB期間 公開株数 吸収金額(OA含) OR 仮条件 公開価格 初値 騰落率
09/28 09/10-09/14 59.8万株 約13.51億円 20.96% 2,160~2,260円 2,260円 5,000円 +121.23%

始値 高値 安値 終値 出来高(株) 売買代金
5,000 (13:56) 6,000 (14:27) 4,900 (13:57) 6,000 (15:00) 1,172,100 約61.21億円


直近のコンサル系の平均的な勝ち倍数は、2.22倍なので、2.1倍の勝ちは十分であり、むしろ予想より高い。しかも、上値追いとなって1,000円高のS高貼り付き大引けは出来すぎのような気がする。

思うに先日上場したコンサル系であるプロレド(7034)が上場後大化けしたため、2匹目のドジョウ狙いが殺到したためではないか。さらにM&Aアドバイザーというパワーワードが効いたか。ストライク(6196)、M&Aキャピタル(6080)、日本M&A(2127)の美しい右肩上がりのチャートは個人投資家には憧れであり、連想買いの誘惑を振り切りるのが難しかったのではないか。

だが、成長銘柄と肩を並べるためには稼ぐ力が不足しているか。あくまで期待先行なので、一発目のIRでよほど素晴らしい決算が出ない限り押し戻されるかもしれない。




投資行動の最終決定は、自己判断・自己責任で願います。当方はいかなる責任も一切負いませんのでご了承ください。

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