【IPO初値予想:PER】カチタス(8919):東証未定:不動産業 上場規模・企業情報・業績推移・財務(ROE他)・配当・ロックアップ他 戸建の空き家を中心に買取り、リフォームにより再生して販売する中古住宅再生事業

上場日 BB期間 公開株数 吸収金額(OA含) OR 仮条件 公開価格 初値 騰落率
12/12 11/27-12/1 23,025,300株 約377.61億円 58.55% 11/26決定 12/4決定 ---円 --%

公募株数 -,-株 売出株数の引受数は、12/4に決定予定。
公募株引受証券 -
売出株数 21,056,300株
国内13,128,900株
売出株引受証券 大和証券
三菱UFJMS証券
みずほ証券
SMBC日興証券
岩井コスモ証券
エース証券
SBI証券
岡三証券
マネックス証券
水戸証券
オーバーアロットメント 1,969,000株
OA引受証券 大和証券


上場規模(需給状況)

オファリングレシオ(OA含む)は、58.55。
適正とされる 20%±5% の範囲を上回るか。

2001年以降、東証1部/2部:不動産業 OR:40%以上 ⇒ -勝-敗 勝率:-.---。

公開株数は、約2302.53万株。東証1部/2部:不動産業 としては、平均の 約2.70倍 の規模か。
想定吸収金額は、約377.61億円。東証1部/2部:不動産業 としては、平均の 約1.52倍 の規模か。

東証1部/2部:不動産業 案件としては、標準を上回る吸収金額か。
需給による下値不安は、あるか。

東証1部/2部:不動産業での吸収金額:100億円~1000億円は、2001年以降、2勝3敗か。

ベンチャーキャピタル(VC)の状況

VC関連の存在数 4
合計所有割合 42.48%
(計16,704,340株) 
今回の売出における放出株数 9,290,830株
VC保有の残株数 7,413,510株
(ロックアップの対象:7,413,510株)
(ロックアップの対象外:-,-株)
(対象期間:平成30年6月9日まで)
(解除条件:発行価格の-.-倍以上)
(想定解除価格:-,-円)


ロックアップの状況

※売却
期間 180日間
平成30年6月9日まで
解除条件 発行価格の-.-倍
想定解除株価 -,-円

親引け

記載無し。

配当

26.00円を予定。配当利回り:約1.58%

株主優待

記載なし。

業績実績

8919-uriage.png


事業年度 売上高
(億円)
前年比(%) 営業利益
(億円)
前年比(%) 経常利益
(億円)
前年比(%) 純利益
(億円)
前年比(%)
平成28年3月期 393.37 38.01 33.40 19.96
平成29年3月期 618.29 +57.2 50.20 +32.1 48.07 +43.9 34.94 +75.1
平成30年3月期 679.98 +10.0 70.3 +40.0 64.43 +34.0 44.9 +28.5

直近3年で売上高は、72.9%増。経常利益は、92.%増。
「地方都市を中心とする全国123店舗(2017年9月30日現在)で、 空家となった一戸建てを中心とする中古住宅を自ら調査して仕入れ、リフォームし、さらに販売までを一気通貫で展開。地域の不動産仲介会社との協力体制構築や、テレビCMやラジオCMによる当社認知度向上により、買取仕入が増加。仕入前の三者立会いの徹底により、仕入後に発生が見込まれるリフォーム金額を考慮した仕入を行うことで仕入価格を低減。インターネット広告の強化によるリフォーム中契約(初回売出価格で販売されることで値引きによる利益減少を抑制)の促進や、不動産仲介会社との販売面での協力体制構築により在庫回転率が向上。前身は名セント上場:やすらぎ(8919):2004/2/3上場:2012/7/3上場廃止であり、事実上の再上場か。

EPS(1株利益)・PER(株価収益率)

<株価=想定価格と仮定>
事業年度 予想EPS 予想PER
平成28年3月期 50.43円 32.95
平成29年3月期 95.95円 17.09
平成30年3月期 122.71円 13.36

中古住宅系不動産業での初値平均PERは、約15倍前後。少しだけ割安感があるか。

財務指標(ROA/ROE/粗利/自己資本比率等)

※40期については、平成29年9月までの数字。
財務指標 38期 39期 40期
ROA 5.94% 10.90% 6.43%
ROE 21.17% 30.74% 17.58%
売上高利益率 5.07% 5.65% 6.64%
粗利 25.76% 21.21% 22.91%
当座比率 94.02% 79.66% 55.77%
自己資本比率 28.08% 35.46% 36.59%
有利子負債月商比率 2.82 2.95 3.02
安全余裕率 37.52% 38.30% 45.20%

粗利は20%台前半。業種的には、やや低いか。売上高利益率と安全余裕率は意外と高いか。


事業系統図

8919-2.png

8919-3.png

IPO初値予想まとめ 需給状況・EPS(1株利益)・PER(株価収益率)
想定吸収金額は、約377.61億円。

東証1部/2部:不動産業 案件としては、標準を上回る吸収金額か。
需給による下値不安は、あるか。

オファリングレシオ(OR)は、58.55% であり標準的な割合を上回るか。
初値の高騰及びセカンダリに対する期待は、無いか。

想定価格:1,640円、EPS:122.71円として

<想定価格=公開価格の場合>
【2001年以降:東証1部/2部:不動産業:吸収金額 100億円~1000億円】
初値/公開価格:0.90倍~1.18倍 ⇒ 1,480円 ~ 1,930円
初値でのPER:7.63倍~19.30倍 ⇒ 940円 ~ 2,360円

初値は、PER:13倍 ⇒ 1,600円 が ひとつの目安となるか。


【個人的な初値予想】 1,600円



投資行動の最終決定は、自己判断・自己責任で願います。当方はいかなる責任も一切負いませんのでご了承ください。

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