SBI証券のIPO、やはりクロ!行政処分へ


■金融庁、SBI証券に行政処分へ IPO「初値」つり上げ
金融庁は、新規株式公開(IPO)銘柄の株価を作為的に操作していたとしてネット証券最大手のSBI証券に対して行政処分する方針だ。証券取引等監視委員会が15日、金融庁に同社の処分を勧告した。同社が主幹事を務めた3銘柄で、上場後初めてつく「初値」を人為的につり上げたと認定した。金融庁は業務停止命令も視野に行政処分を検討する。

監視委によると、SBI証券でIFA業務を担当する執行役員らが主導して2020年12月から21年9月の間に主幹事を務めた3銘柄の初値を公募価格以上にさせるために、提携するIFAを通じてIFAの顧客174人に買い注文を出させた。

これとは別に、機関投資家営業部長が主導して、香港法人の社員がヘッジファンドなど9社に対して公募価格と同価格の指し値で買い付けを行うことを勧誘していた。 (2023/12/15 19:36 日経速報ニュース)
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