イワキ（6237）初値予想とIPO分析【イワキポンプの配当利回りは高いが東証2部案件】

2016/3/3 20:27:27

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仮条件上限の2000円で吸収金額を算出すると約12億円となり
オーバーアロットメントを含めて算出すると約13.8億円となります。
東証2部上場を考えると荷もたれ感は無いと思いますが、同日に上場
する企業が6社なので公開価格を割れてもおかしくない案件だと思います。

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化学薬品等の薬液移送に使用されるケミカルポンプ及びポンプ専用
コントローラ等の周辺機器の開発、製造、仕入及び販売（輸出入を含む）
を行う企業です。

ケミカルポンプは半導体や液晶をはじめ、化学、電子部品、水処理、食品、
製紙、医療及び、太陽電池、燃料電池、二次電池等の新エネルギー分野
を含む幅広い産業分野で、高純度の薬液の移送等、多岐の用途に亘って
使用されています。

製品ラインアップは60製品以上のシリーズ、そして型式は数万点になるそうで
多品種少量生産も可能です。さらに年間約80万台の生産能力もあり、海外から
の短納期要求等にタイムリー対応も可能。

【トレーダーズ・ウェブ】
2015年3月期の連結売上高構成比は、マグネットポンプ34.0％、定量ポンプ18.2％、空気駆動ポンプ8.0％、回転容積ポンプ10.2％、エアーポンプ6.0％、システム製品3.4％、仕入れ商品9.4％、その他10.9％。海外売上高比率は36.3％（アメリカ12.9％、ヨーロッパ9.6％、アジア8.2％、中国2.8％、その他2.9％）

イワキ初値予想2050円

【幹事配分】
大和証券　528,000株
ＳＭＢＣ日興証券30,000株
三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券18,000株
いちよし証券6,000株
エース証券　6,000株
丸三証券　6,000株
SBI証券　　6,000株

※カブドットコム証券取扱決定

【業績等の概要】　平成26年4月1日～平成27年3月31日
売上高は227億99百万円（前年比5.8％増）
営業利益は９億89百万円（前年比6.3％増）
税金等調整前当期純利益は15億5百万円（前年比11.5％増）
当期純利益10億30百万円（前年比24.8％増）

【類似企業】
横田製作所（6248）PER11.05倍
タクミナ（6322）PER9.6倍
帝国電機製作所（6333）PER9.47倍
日機装（6376）PER18.2倍

ロックアップは90日間、ロックアップ解除倍率は1.5倍となります。
ベンチャーキャピタル出資は無く、ストックオプションも存在しません。
配当は78.8円を予定しており配当利回りは3.94％と高水準です。
⇒　イワキ（6237）IPOが新規上場承認記事へ

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